家族や友人、恋人にキャンプに誘われたけど洗顔はどこですればいいの?と疑問に思う方も多いでしょう。
結論をいうと、キャンプ場での洗顔は、身支度を整えるために設けられた洗面所やパウダールームでおこなうのが理想です。
しかし、キャンプ場によってはそのような設備がないため、共用の炊事場やトイレの手洗い場で洗顔することが多いでしょう。
ただ、炊事場は本来食材や調理器具を洗う場所のため、顔を洗うことを好ましく思わないキャンパーもいます。
そこで本記事では、キャンプ場でのおすすめの洗顔場所や便利グッズを紹介します。
キャンプでの洗顔をどこでするべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
キャンプ場での洗顔はどこでするのが正解?
キャンプ場の洗顔場所として候補に挙がるのは、以下の4つです。
洗面所やパウダールーム
高規格キャンプ場の場合、身支度を整えるための洗面所やパウダールームが完備されているケースが多いです。
身支度のために設けられた場所なので、洗顔をしていても他のキャンパーに迷惑をかける心配はありません。
また、十分なスペースがあり、鏡も設置されているため、普段どおりのスキンケアができるでしょう。
トイレの手洗い場
キャンプ場に洗面所やパウダールームがない場合は、トイレの手洗い場を利用する方法もあります。
レギュラーシーズンでない限り頻繁に人が出入りすることはないため、不便なく利用できるでしょう。
ただし、手洗い場が一つしかなかったり、キャンプ場内のトイレが限られたりする場合は、あまり人が来ない時間帯を狙って洗顔するのがおすすめです。
共用の炊事場
洗面所やパウダールームが完備されてない且つトイレの手洗い場の利用も難しい場合は、共用の炊事場を使う手もあります。
しかし炊事場は本来、食材を調理したり食器を洗ったりするための場所です。
キャンプ場によっては、横長のシンク一台に蛇口が複数ついているタイプもあるため、他のキャンパーが洗いものをしているときは避けるのが無難でしょう。
また、人によっては食材を扱う場所で洗顔することを不快に感じる場合もあります。
やむを得ず利用する際は、他のキャンパーがいない時間を狙いましょう。
テントの中
キャンプ場では基本的にお湯が使えません。
しかし、冬だと水が冷たすぎてまともに洗顔できない問題が浮上します。
とくに山間部にあるキャンプ場だと川の水をそのまま引くところも多いので、真冬は皮膚がなくなるほど冷たいです。
わたしも何度か挑戦しましたが、水が驚くほど冷たく、目の周りを洗うことしかできませんでした…(震)
そこでたどり着いたのが、テント内で拭き取り化粧水で洗顔をする方法です。
水で洗い流すことはできませんが、汚れや角質を十分取り除けます。
キャンプ場での洗顔には拭き取り化粧水がおすすめ!
拭き取り化粧水とは、肌の表面についた汚れや角質をきれいに取り除くスキンケアアイテムです。
一般的には洗顔で取りきれなかった汚れを落とす用途で使われますが、商品によっては朝の洗顔代わりにも使用できます。
キャンプ場での洗顔に拭き取り化粧水をおすすめする理由は以下の3つです。
手軽すぎて、もう水洗顔には戻れなくなりますよ!
水やお湯がなくても使える
拭き取り化粧水は、水やお湯がなくても使えます。
キャンプ場の水は、夏は心地よいと感じても、冬になるとできれば触れたくないくらい冷え冷えです。
水洗顔に慣れているなら問題ありませんが、普段お湯で洗顔している方には苦行でしょう。
筆者も肌が強い方ではないので、ぬるま湯洗顔じゃないと肌が荒れてしまいます。
拭き取り化粧水ならコットンに適量を浸してサッと拭き取るだけで汚れを取り除けるので、水やお湯がなくても使えて安心です。
洗顔している姿を他の人に見られずにすむ
拭き取り化粧水は、コットンさえあればテント内で使えます。
専用の洗面所やパウダールームがある高規格キャンプ場の場合は別ですが、それ以外のキャンプ場だと、トイレの手洗い場や炊事場で洗顔をすることになります。
そうなると、洗顔している姿を他の人に見られる可能性があります。
洗顔している姿を見られるのって、何とも言えない恥ずかしさがありますよね…
テント内は、完全なるプライベート空間です。
他のキャンパーを気にせずに洗顔ができるのも、ふき取り化粧水の大きなメリットでしょう。
拭き取るだけで手軽
通常の洗顔だと、洗顔料を泡立てる→顔に伸ばす→洗い流す→水分を拭き取るという工程が必要です。
また水洗顔の場合も、水で顔を洗い流す→水分を拭き取るという工程を踏まなければなりません。
拭き取り化粧水なら、コットンに適量を浸して拭き取るだけで洗顔が完了します。
手軽に洗顔できるので、めんどくさがりな方にもおすすめです。
キャンプ中に拭き取り化粧水で洗顔する方法
ここからは実際に、キャンプ中に拭き取り化粧水で洗顔をする方法を解説します。
手順は以下の3ステップです。
順番に見ていきましょう。
①拭き取り化粧水をコットンに浸す
まず、拭き取り化粧水をコットンに浸します。
浸す量が少ないと、コットンと肌の間に摩擦が生じて肌荒れや色素沈着の原因になるので注意しましょう。
目安としては、厚手のコットンがひたひたになるくらいの量です!
一般的な拭き取り化粧水でも十分汚れは落ちますが、洗顔やクレンジング機能があるものを使うとより汚れや古い角質を絡めとる効果が期待できます。
私が実際に使っている拭き取り化粧水は、無印良品の拭き取り化粧水です。
シンプルな成分で構成されているので、敏感肌でも安心して使用できます。
コットンは自分が使いやすいもので問題ありませんが、大きくて厚みのあるものを選ぶのがおすすめです。
②優しく拭き取る
拭き取り化粧水を浸したコットンを中指と薬指にのせ、両端を人差し指と小指ではさむように持ちます。
このとき、しっかりと指に密着するように持つのがポイントです。
コットンが指から浮いた状態で拭き取ると、毛羽立ちが起きやすくなります。
拭き取る際は、コットンの繊維の向きに対して垂直に、肌をなでるように滑らせてください。
拭き取る順番は以下のとおりです。
- 顔の中心から外側に向かって拭き取る
- 額の中心から外側に向かって拭き取る
- 眉間から下に向かって滑らせ、小鼻も拭き取る
- あごの中心からフェイスラインに沿って拭き取る
③保湿をする
顔全体の拭き取りが完了したら、いつもどおりの保湿ケアをおこないます。
わたしは肌の乾燥が気になるので、拭き取り化粧水→化粧水→乳液で保湿ケアをしています。
しっかりと肌が潤ったら、スキンケア完了です。
より手軽にスキンケアするなら洗顔シートを活用しよう
拭き取り化粧水もいいけど、もっと楽にスキンケアできるアイテムってないの?
それなら「洗顔シート」を活用する方法がおすすめ!
洗顔シートとは、顔を拭くだけで汚れや皮脂をオフできるスキンケアアイテムです。
サッと拭き取るだけで、まるで顔を洗ったかのような爽快感を得られます。
拭き取り化粧水をコットンに浸す作業を短縮できるのはもちろん、商品によっては化粧水や乳液、美容液などの機能も備えているため、手軽にスキンケアをすませたい方におすすめです。
キャンプの朝のスキンケアを手軽にすませたい方は、ぜひチェックしてみてください。
キャンプでの洗顔は便利グッズを利用して手軽にすませよう
キャンプ場での洗顔は洗面所やパウダールームでおこなうのが理想ですが、キャンプ場によっては完備されていない場合もあります。
また、洗顔場所としてよく挙げられる炊事場やトイレの手洗い場は、他のキャンパーも利用するためあまりおすすめできません。
拭き取り化粧水や洗顔シートを利用すれば、他のキャンパーの視線を気にせずにテント内で洗顔できます。
水も洗顔料も不要、拭き取るだけで手軽に汚れを落とせるので、キャンプでの洗顔方法に悩んでいる方はぜひトライしてみてください!